ジュエリー研究会ムスブ

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第21回セミナー&懇親会「クラフトマンが語る、日本のジュエリー制作史(明治~現代)」開催しました

6月10日、会場近くの鳥越神社がお祭りでにぎわう中、
第21回ジュエリー研究会ムスブセミナー&懇親会
「クラフトマンが語る、日本のジュエリー制作史(明治~現代)」
を開催しました。

講師をお務めくださった秋場邦彦さんはマイ白衣を着用。
こちらは、90年代に訪れたパリ研修の際、
アトリエの職人さんがみんな白衣を着て作業しているのを見て、
「ジュエリーの職人たるもの、作る時の服装にも気を配らねば」と
以来、着用するようになったそう。
豊かな白髪ときりっと清潔な白衣は、じつにぴったりとマッチされています。

 

セミナーでは、明治の開国以来、日本ではどんな人たちがジュエリーをつくり始めたか、
その時の技法、アール・ヌーヴォー、アール・デコ期の日本のジュエリーとその技法などなど、
豊富な資料とともにわかりやすく解説くださり、
また、「打ち出し」「電鋳(でんちゅう)」といった技法用語も
丁寧に説明いただき、
たいへん学びの多いセミナーとなりました。

終了後は近くの中華料理屋さんへ移動して、講師を交えての交流会をスタート。
ムスブの交流会は参加率が高いのが自慢なのですが(笑!)
今回はとくに職人さんたちのご参加も多く、
若いクリエイターさん、ジュエラーさんたちと
あちこちで繋がりの輪ができました。

「ジュエリーの未来をみなさんと一緒に考えていきたい」と
かねてより話されていた秋場さん。
交流会のシメでは
「今日はジュエリーのいろいろな職種の方々とお会いしまして、
わたしも楽しかったです。
これからみなさん、自分のお仕事でご活躍されていくと思いますが、
いつかお会いすることがあったら、
ぜひ『あのときあそこにいたよ』と話しかけてください。
そうしたら、今から先のお話がまたその時にできて、わたしもとてもうれしいです」
とお話しくださいました。

ヨコへ、未来へ繋がって、
日本のジュエリーが盛り上がっていったらいいなあという思いを
改めて強く思ったセミナーとなりました。

 
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