甲府ジュエリー産地バスツアー2013開催レポートその2
2013.07.17
さてさて、「手摺り(てずり)」とは
指先の感覚を頼りに手だけで磨きあげること。
清水貴石の清水幸雄さんは
180明面体の「桔梗カット」を手摺りで磨け上げる、
世界で唯一無二の研磨職人です。
写真は清水さんの研磨風景。
このように、砂と水がかぶった石を平面の研磨盤で
磨き上げます。
「どや!」と研磨石を見せる清水さん。
一同「おおーー」。
上段右は詫間宝石彫刻の
詫間康二さん。
写真は詫間さんが研磨した水晶。
これは「かっ込み」と呼ばれる技術で
研磨されたものです。
かっ込みは甲府でもずっと廃れていましたが
4年ほど前に詫間さんが「これ、いいじゃん」
とスポットあてて、作品に取り入れるようになったもの。
まるで氷の結晶のような美しさです。
そして、夜は交流会。
山梨名物・馬刺し。昼間お訪ねした工房の皆さんや、
甲府の若手クリエイターさんが大勢集まって、
やー、盛り上がりました。ワインのボトルが空きました。
交流会のあとはさらに飲み足した組もチラホラ、いや、大勢。
甲府の赤のれんの夜はにぎやかに更けていきました。
そして2日目。工程はこんなかんじです。
8:30出発
9:00~12:00 研磨体験 場所:山梨県工業技術センター
12:00~13:00 昼食(弁当:工技センター会議室)
13:30~14:30 株式会社イケウチ
15:00~16:20 ワイナリー見学&テイスティング
GRACE WINE(中央葡萄酒株式会社)
18:00着 新宿駅西口
この続きは次回!
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