【2024年】注目の展覧会ガイド vol1
2024年に開催される展覧会の中から、ジュエリーや宝石、ファッションなどにの展覧会やイベントをご紹介します。さあ、好奇心満開でいきましょう!
〇「世界遺産大シルクロード展」
会場:福岡アジア美術館 企画ギャラリーA/B/C
会期:2024年1月2日 (火) 〜 2024年3月24日 (日)
メノウは古くから宝物に多用された歴史ある宝石。展示作品のひとつ「一級文物《瑪瑙象嵌杯》5~7世紀 (イリ州博物館)」はオーバルシェイプのカボションの紅いメノウが美しい逸品。古えの文化を伝えてくれます。
https://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/17090/
〇ドレスコレクション展「ポショワールの版画とドレスで観る アール・デコ期のパリモード」
会場:神戸ファッション美術館
会期:2023年11月18日(土) - 1月28日(日)
1910-20年代のファッション誌を彩った版画技法「ポショワール」は、亜鉛や銅版を切り抜いた型を用いて刷毛やスプレーで彩色する版画技法。当時の気鋭のデザイナーやイラストレーターの連携により、珠玉のモード誌が登場しました。『ガゼット・デュ・ボン・トン』をはじめとする当時の4大ファッション誌の版画と、同時代のポワレ、シャネル、ランバンらの華麗なドレスの現物が展示されます
https://www.fashionmuseum.jp/collection/2023_04/
〇「サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展」
会場:千葉市美術館
会期:2024年1月6日[土] – 3月3日[日]
鳥文斎栄之(ちょうぶんさい・えいし)初の大規模展。喜多川歌麿と拮抗するほどの活躍を見せながら、あまり脚光を浴びなかった理由は、作品の多くは海外流出していたため。美人画は髪飾りや着物の絵柄が精緻に描かれ、日本の装身具研究には非常に役立つ資料です。大判錦絵3枚続の《品川の酒宴》や《貴婦人の舟遊び》はおしゃれ心の競い合う、着飾った着物美人が勢ぞろい。
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/24-1-6-3-3/