『クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ』2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)
開催中、そして大人気。予約チケットも即完売、当日券も即完売という展覧会です。
【会期】2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)
【休館日】月曜日(1月2日、1月9日は開館)、12月28日-1月1日、1月10日
【開館時間】10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
【会場】東京都現代美術館 企画展示室 1F/B2F
【観覧料】一般 2,000 円 / 大学生・専門学校生・65 歳以上 1,300円 /中高生以下無料
≪観覧レポート≫
見覚えがある(ファッションヒストリーに必ず出てくる)可憐なスーツがお出迎え。森の道のような順路に添って進むうちに、ディオール80年の歴史を支えてきたデザイナーたちのコレクションが順にあらわれます。
いずれも、甘やかなフォルムや凝った生地にディオール“らしさ”がふくいくと。ブランドを継承していくということは、守りじゃなくて“攻め”だな、やっぱり。
日本とディオールとの関係が戦後すぐから始まること、日本の美センスや生地に、大いにINSPIREされてコレクションがつくられていることも感じ入りました。
会場内はどこもかしこも撮影可。「夜会」と題されたコーナーは圧巻です。
感銘を受けたのが写真家・高木由利子さんのコーナー。マネキンの着姿ではわからなかった精巧な美しさ、着て動いた時の余韻が、一枚の写真の中にみごとに表現されていました。洋服は着てこそなのだ!
バッグの大トンネルもアクセサリー好きにはわぁっと声をあげたくなるコーナー。あと、映像に感動しました。ショートムービーとても素敵です。