2020年3月、現代の名工・梶原昭雄さんが旅立たれました。
1960年、御木本真珠店に入社されて以来
戦後日本のジュエリーとともに歩み続けた
仕事への気概と誇りにあふれるジュエリー職人でらっしゃいました。
ジュエリー研究会ムスブセミナー&交流会では
2012年9月8日
「迷える名工の打ち明け話」
をご講演いただきました。
セミナー終了後の交流会で、お酒が大好きな梶原さんが顔を赤らめながら
若手クリエイターさんたちの質問に丁寧に答えていらしゃったことが
ほんの少し前のことのように思い返されます。
梶原さんへの哀悼と感謝の気持ちを込めて、
当日のセミナーの採録をお届けします。
梶原さんの盟友でいらっしゃる
ジュエリー工房フィーゴの坂元亞郎さんにも
大変お世話になりましたことをお礼申し上げます。